将棋会館道場訪問記(真・1級昇級チャレンジ編)

先週末、急遽、千駄ヶ谷付近に行く必要が生じたので、帰りに将棋会館道場に寄ってみることに。改めて確認してみると、週末に訪れるのは、今年の4月以来、7~8ヶ月ぶりということになる。

前回の訪問時、6勝1敗及び9勝2敗(+2連勝)の勝敗券を貰っているので、最初の1局に勝てば1級に昇級ということになる。前回の週末訪問時には、2級昇級を達成しているが、今回も週末での昇級となるであろうか。

この日は、道場に入った時には既に午後5時を過ぎており、週末ではあったが、さほど混んでいない。少しやな予感がしつつ、手合いが付くのを待つ。

で、運命の第1局の相手は、初段の子供(涙)。2級差なので、相手の左香落ちとなるが、初段相手に香落ちはキツい。香落ち上手は振り飛車にすることも多いが、今回の相手は居飛車を採用。そのまま、横歩取り模様の出だしとなる。後手だったということもあって、相手が飛車先を交換してきた際、その場の思いつきで、飛車先交換せずに、2三歩を打つと、相手はすかさず横歩を取ってきて、そのまま△2三歩型飛車金交換定跡通りの展開に。一応、(見解は分かれているようだが)プロ同士ではこちら(後手)も充分とされる局面までは行ったのだが、その先の指し方がわからず(笑)、結局、香落ちのメリットをまったく生かせない展開となって、初段と2級の差がもろに出た感じで押し切られて負け。この日、来る前は、結構あっさり昇級しちゃうかも、なんて思っていたのだが、現実は甘くないようだ。

気を取り直して第2局。前回までの9勝2敗は無効となったが、まだ、6勝1敗の方は生きているので、この後、4連勝すれば、昇級ということになる。

第2局の相手は、1級の子供。1級差なのでこちらの先手となる。相手はゴキゲン中飛車を採用したので、一直線穴熊で対抗。しかし、ゴキゲン中飛車に関する経験値の差が出た感じで、相手に2筋から逆襲される展開となり、そのまま押し切られて負け。これで、前回までの6勝1敗も無効に。まだ、2連勝は生きているが、ほとんど一から出直しといった感じに。

再び気を取り直して第3局。第3局の相手は、二段の子供(涙)。3級差なので、相手の角落ちとなる。早い段階で乱戦模様となり、その後、うまい具合に、こちらが優勢となった感じであったが、そこから立て続けに痛恨の見落としが発生してしまい、一気に劣勢となり、そのまま押し切られて負け。あれよあれよという間の3連敗で、前回までの2連勝も無効となる。後で確認してみると、同日での3連敗というのは、道場デビュー時以来だったようだ。道場デビュー時は結局、4連敗まで行ったが、今回は果たして。

で、運命の第4局の相手は、初段の子供(涙)。本日、2局目の香落ちとなる。今回も相手は居飛車を採用してきたので、前局の経験を踏まえて、香落ちのメリットが生かせるのではないかということで、とりあえず角交換をすることに。その後、角換わり模様の展開となり、相手は早繰り銀で攻めてくる。しかし、相手の銀が5段目に出てきた時点で、相手玉が2二に入城済だったので、飛車先の歩を突き捨ててからの継ぎ歩で十字飛車を狙う。その後、結局、銀得となり、更に、上手の香がない1筋の端攻めが間に合う展開となって優勢模様となり、そのまま押し切ることができて勝ち。本日、初勝利となって、なんとか4連敗は免れる。

第4局終了時点で、まだ営業終了時間まで30分程度残っていたが、手合いがつきそうになかったためか終了宣言されてしまったので、この日は、これにて打ち止め。結局、本日の成績は、●●●○の1勝3敗であった。帰る際、1連勝の勝敗券を貰ったが、しばらくはまた昇級を意識せずに気楽に指すことになりそうである。

詰めろ将棋

今年の正月休み中に購入した森信雄『詰めろ将棋』を、11ヶ月程度(2017/1/2~2017/11/28)かけて、ようやく一通り終了。前半(Part1)は、約3ヶ月(2017/1/2~2017/4/1)で終わったのだが、後半(Part2)が失速してしまった。

本書は、二部構成となっており、前半(Part1)が「詰めろ」問題(全140問)、後半(Part2)が「詰めろ逃れ」問題(全140問)で、計280問が収録されている。簡単に言うと、前半の「詰めろ」問題が、受け方(玉方)の持ち駒が残り全部ではなく、限定されている「必至」問題で、後半の「詰めろ逃れ」問題が、受け方の持ち駒が残り全部ではなく、限定されている「凌ぎ」問題といったことになろうか。

受け方の持ち駒が限定された必至問題ということで、受け方の持ち駒が残り全部となっている通常の必至問題に比べて易しいということなりそうだが、実際にやってみると、(上記制限により)勿論易しくなっている問題もあるのだが、通常の必至問題に比べて手が広くなっている問題も多く、全体としてみた場合、当初思っていたほど易しい問題集ではなかった。

アマゾンのレビューを見ると、金子タカシ『寄せの手筋200』との比較で、本書の方が易しめだとするものもあるが、個人的な印象としては、全体として見た場合、本書の方が難しい(取り組みにくい)ように感じられた。本書の難易度は、5段階(★~★★★★★)となっており、例えば、★の問題は、確かに、『寄せの手筋200』より簡単と言えようが、前半の「詰めろ」問題全140問中、★の問題は、25問(多分)程度に過ぎない。なお、★★★★でも、さほど難しくないという問題もあるにはあったが。

また、金子タカシ『寄せの手筋200』は、問題がパターンで分類されて出題されていると共に、出題の順番にも緻密な計算が感じられて、比較的取り組みやすい構成になっているが、本書には、そういったものは感じられなかった(本書でも、各パートの前半(例えば、Part1の問題1~100)は、1頁に2題が出題されており、同じページの2題は、似た配置、すなわち、姉妹作になっているが、個人的には、本書に限らず、このような姉妹作構成に、特に学習的効果を感じたことはない)。

また、本書は、解説が不十分と思われる問題が少なからずあり、本書を、終盤力トレーニング用の最初の本として手に取ると、読み通すのはかなりしんどいのではないかと。どちらかと言えば、教科書的な本(例えば、『寄せの手筋200』や『凌ぎの手筋200』。但し、両者とも簡単な本とも言えず、初級者向きではないが)で終盤の手筋を学んだ人が、更なるトレーニングを積みたい場合に適した本といえるのではなかろうか。

棋書ミシュランでは、本書の評価が「」となっており、個人的にはちとびっくりなのだが(笑)、棋力が高い人の方が満足度が高くなる本のような気もする。


将棋会館道場訪問記(1級昇級チャレンジ編)

先日、平日に都内で用事があり、時間的にもちょうどよかったので、例によって、帰りに将棋会館道場に。

前回の訪問時、6勝1敗及び7勝2敗(+3連勝)の勝敗券を貰っているので、最初から3連勝又は4勝1敗の成績をあげることができれば、1級に昇級ということになる。

なお、この日は、熱戦が多かったせいか、帰る頃には、頭に極度の疲労を感じるようになっており、帰りの時点で既に対局の内容をほとんど思い出せなくなっていたので(汗)、結果のみを簡単に。

また、この日は、師範棋士による指導対局を受けることも目的のひとつとしていたのだが、来場した時点で、既にその日の枠はすべて埋まっており、キャンセル待ちをしたものの結局受けれずじまいであった。そうゆう訳で、この日は、通常対局オンリーで。

第1局の相手は、3級の子供。1級差なので相手と先手となる。横歩取り模様の出だしだったが、相手が横歩をとらなかったため、相掛かりに。その後の展開は完全に忘れてしまったが(汗)、結果は、勝ち。

第2局の相手は、1級の若者。1級差なのでこちらの先手となる。本局は、最初から通常の相掛かりの出だしとなる。いつものことだが、よくわからないなりに指しているうちに、角金交換となって駒得に。しかし、そこからの相手の攻めが鋭く、玉が薄いこともあって、一気に劣勢模様に。そこからかなり粘ったものの、最後は寄せきられて負け。これで、3連勝での昇級の目が消える。

第3局の相手は、3級の子供。先手の相手は、ノーマル三間飛車を採用。こちらは、例によって、急戦で対抗しようと思ったのだが、どうも先手三間飛車に対する急戦は、一手の差が大きいようで、相手から先に攻められてしまう。急戦は不発気味となったが、その後、ごちゃごちゃやっているうちに、押さえ込める展開となり、その後、もたつく場面もあったものの、最後はなんとか寄せきることができて勝ち。

第4局の相手は、1級の若者。相手のウソ矢倉風の出だしとなったので、こちらは米長流急戦矢倉を狙う。一方、相手は、居玉のまま、一直線に棒銀を狙ってくる。その後、互いに我が道を行くといった感じで、激しい攻め合いに。そのまま、寄せ合いとなり、相手が自陣に手を戻したところで、決まったと思って決めにいったら、読みぬけがあって(汗)、決めきれず。ただ、大怪我にはならずに済み、その後、互いに決め手を欠くジリジリとした展開となる。そうこうするうちに、営業終了時間が過ぎ、間もなく、手合い係の人が時計を手にやってきて、そこから、10分切れ負けということに。その後、時間を気にしたためか、相手がやや無理気味に寄せに来たところ、こちらの手駒が増えたことで、相手の玉に簡単な詰み筋が発生しており(最後の最後まで、気づいていなかったが)、こちらに手番が回ってきたところで、そのまま寄せきって勝ち。

結局、この日の成績は、○●○○の3勝1敗で、1級昇級ならずということになった。しかし、帰る際、6勝1敗及び9勝2敗(+2連勝)の勝敗券を貰ったので、次回、最初の対局に勝てば、1級に昇級するということになる。すなわち、次回の第1局が真の意味での初めての1級昇級チャレンジということになる。また、最初の1局に負けても、その後、4連勝すれば、6勝1敗との合わせ技で昇級となる。しかし、4連勝はかなり厳しそうなので、なんとか、最初の1局に勝ちたいところであるが、どうなることであろうか。

全問実戦型!脳トレ7手9手詰(第1部)

六月中頃から取り組んでいた北浜健介『全問実戦型!脳トレ7手9手詰』の前半100問(第1部:脳トレ7手詰)を、3ヶ月強(2017/6/19~2017/9/25?)かけて、なんとか終了。

本書は、以前に別途出版された『脳トレ7手詰』及び『脳トレ9手詰』をまとめて文庫化したもので、第1部に「脳トレ7手詰」(全100問)、第2部に「脳トレ9手詰」(全100問)が収録されている。

第1部の「まえがき」(『脳トレ7手詰』出版時のもの)には、『「脳トレ7手詰」のタイトル通り本書はトレーニング用の易しい7手詰問題集です。』とあるが、実際、易しい問題も多いものの、それなりに難しい問題も含まれており、購入時に自分が想像してものよりは、やや難しめの7手詰集となっていた。

正答率は、96%(=96/100)で、不正解としてカウントした問題は、第43,51,54,92問となっている。なお、厳密には、×となっているのは、第51問のみで、残りの三問は△となっており、これらは、変化について大きな読み抜けがあったのではないかと。

一問当たりの平均解答時間は、正答した96問で3分、全100問で3分4秒となっている。他の7手詰集の平均解答時間を見てみると、高橋道雄『7手詰将棋』(3周目)が、2分9秒(但し、全202問中、正答した198問の平均値)、飯野健二『3・5・7手実戦型詰将棋』(1周目)の7手詰(全40問)が、2分18秒、内藤國雄『内藤のカンタン詰将棋』の第2章(「のびのみしみじみ7手詰」)が、5分30秒(但し、全100問中、正答した92問の平均値)となっており、これらの数字を単純に比較すると、『内藤のカンタン詰将棋』の第2章よりは易しいが、『7手詰将棋』や『3・5・7手実戦型詰将棋』よりは、やや難しいということになろうか。

ちなみに、本書の第1部(脳トレ7手詰)は、三章構成となっており、第1章(全40問)が初級編、第2章(全40問)が中級編、第3章(全20問)が上級編となっている。各章毎の平均解答時間を見てみると、第1章(全40問)が1分26秒、第2章(全40問)が3分21秒、第3章(全20問)が5分47秒(「まえがき」で難易度が高いと作者が自認している最後の10問でみると、6分22秒)となっており、一応、作者想定の難易度に対応した結果となっている。自分の感覚では、全100問がすべて第1章くらいの難易度だったら、易しい7手詰集と言えたのだが、第2章以降のことを考えると、決して易しい7手詰集とは言えず、全体としてみたら、普通~やや難しいくらいの7手詰集ということになりそうである。


将棋会館道場訪問記(第18回目編)

先日、平日に都内で用事があり、時間的にもちょうどよかったので、例によって、帰りに将棋会館道場に。

この日は、手持ちの道場サービス券は使い切っていたし、来場できる時間もやや遅めになりそうだったので、師範棋士による指導対局は最初から考えておらず、通常対局オンリーで。

到着後、受付を済ますと、早速、第1局の手合いが付いた。第1局の相手は、1級の若者。相手が1級上なので、こちらの先手となる。▲2六歩△3四歩▲7六歩の出だしから四手目に相手がいきなり角交換をしてきて、一手損角換わり模様に。その後、なぜか通常の矢倉を指しているような感覚になってしまい、うっかり5筋の歩を突いてしまう。そこから、駒組みに悩む展開となり、とりあえず総矢倉に組んでから、銀を3筋方面に進出させることを狙う。しかし、途中で、5筋の歩を突いていることから、玉を入城させないと、王手飛車を食らうことに気がついて、玉を入城させる。その間、相手は、今風(?)の△6二金・8一飛型の駒組みを進めており、一足早く仕掛けてきた。その後、相手がこちらの駒組みのスキをついて、角を打ち込んできたのに対して、こちらも自陣角を打って対抗。その後、相手の角を捕獲しにいって角金交換となるも、取られた金で、こちらの角が詰まされて、再び角金交換となり、駒の損得無しの状態に。しかし、その後、手持ちにした金で、相手の飛車をいじめることができる展開となり、相手の玉形が薄かったこともあって、詰めろ飛車取りの形が実現できて、飛車を入手。これで自玉が安全になり、そこから寄せに行く。途中、相手に正確に対応されていたら難しい部分もあったような感じだったが、なんとかそのまま寄せ切ることができて勝ち。

第2局の相手は、2級のおじさん。振り駒の結果、こちらの先手となる。相手のうそ矢倉風の出だしとなり、米長流急戦矢倉を狙うも、相手が銀を進出すると共に、飛車を5筋に持ってきたため、通常の仕掛けは難しくなる。その後、端攻めを狙うもやや不発気味。その後、攻め合いとなり、こちらが優勢模様になったが、そこから、こちらが確実だが遅い攻めをしているうちに、相手は、こちらの玉頭に小駒を集めてくる。気がつけば、あと一手でこちらに必至がかかりそうな状態になっていたが、角で王手しつつ、自陣の相手の攻め駒(紐付き)に当てる両取りの筋が残っており、角を犠牲に自玉を安全にしてから、相手玉に必至(多分)をかける。そこから、相手は、渡した角を使って寄せにくるも、慎重に逃げて、詰みがないことがはっきりしたところで相手が投了して勝ち。

第3局の相手は、1級の男性。相手のゴキゲン中飛車から相穴熊に。どう攻めたものかと思いつつ、小競り合いを繰り返しているうちに、飛車交換となり、互いに敵陣に飛車を打ち込む展開に。その後、寄せ合いとなり、こちらが6三の地点にと金を作ったところで、相手は角を切って7七の銀を取ってきた。自玉はまだ安全だと思い込んでいたのだが、7七の馬を桂馬で取ると、7八に金駒を打たれて受けなしになりそうで、また、8八の銀で取ると、7九の金が浮くので竜で取られてしまうということに、この時点で初めて気がついてちと焦る(汗)。しかし、運良く、この時点で相手の玉が露出していたので、7九の金を取られても、角で王手竜取りをかける筋があり、竜が抜けることに気がつく。そこから金駒で食いつかれる恐れもあったが、背に腹は替えられないということで、7七の馬を8八の銀で取る。これに対して、両取りの筋に気がついていたのかどうかはわからないが、相手も、7九の金を竜で取ってきたので、とりあえず、予定通り、王手竜取りをかける。これに対して相手は、7一にいた金を8二に移動させて王手を防いできたが、こちらはもう一枚角を持っていたので、角を切って8二の金を取れば、王手竜のおかわりができることに気がつく。ちと迷ったが、現時点では、角より金の方が大事だろうということで、角を切って、再度王手竜をかける。これに対して、相手は7三に銀(?)を打って王手を防いできた。さすがに今度は、竜を取ろうと思ったのだが、局面をよくよく見てみると、どうも相手玉に詰みがありそうな感じ。営業終了時間が近づいていたこともあって、詰みがあるなら詰ませた方がよかろう、ということで慎重に読みを入れたところ、どうも詰みそうということで、思い切って寄せにいく。結果、無事読み抜けもなく、そのまま寄せきることができて勝ち。

この日はこれにて打ち止め。結局、この日の成績は、○○○で3連勝であった。そういう訳で、前回までの成績(3勝1敗及び4勝2敗)とあわせて、今回は、6勝1敗及び7勝2敗(+3連勝)の勝敗券が貰えるはずなのだが、実際に貰った勝敗券を確認してみると、ある程度予想通り、7勝2敗の記載がない。予想通りというのは、前回貰った勝敗券を、来る前に確認したところ、4勝2敗の「4」が殴り書きされていたため「×」と区別がつきづらくなっていたからである。4勝2敗が認識されなかった場合に備えて、前回の手合カードを持参していたので、持参の手合いカードを提示して手合い係の人にアピールしたところ、無事アピールが認められて、6勝1敗及び7勝2敗(+3連勝)の勝敗券を無事ゲットすることができた。

そう言う訳で、次回、最初から3連勝又は4勝1敗の成績をあげることができれば、1級に昇級ということになる。3連勝はともかく、4勝1敗なら、なんとかなりそうな気もするがどうなるであろうか。

 

【新版】5手詰ハンドブック(6周目)

2ヶ月強(2017/6/19~2017/8/31)かけて浦野真彦『【新版】5手詰ハンドブック』の6周目を終了。『5手詰将棋』の6周目の時と同様に、全問について解答時間を計っていたので記録として記事にしておこうかと。

正答率は、98%(196/200)。1問当たりの平均解答時間は、全200問で1分22秒、正解した196問で見ても、ほぼ変わらず1分21秒ということになった。約1年半前の4周目時の記録が1分43秒(但し、全200問中84問の平均値)だったので、1年半で、20秒程度短縮できていることなる。まぁ、4周目時の記録は、全200問中84問の平均値なので、単純な比較はできないのだが。

また、『5手詰将棋』の6周目の平均解答時間は、51秒(50秒)だったので、『【新版】5手詰ハンドブック』の方が、30秒程度長くなっている。やはり、このレベル(1分前後)での30秒の差はでかいといえよう。ちなみに、『【新版】5手詰ハンドブック』の前半100問と後半100問とで比較してみると、前半が1分9秒、後半が1分33秒と、前半と後半とで24秒の差が出ており、前半と後半とで結構な難易度の差があることが見て取れる。

将棋会館道場訪問記(指導対局二枚落ち編)

先日、平日に都内で用事があり、時間的にもちょうどよかったので、例によって、帰りに将棋会館道場に。

この日も、前回同様、ドトールで軽く腹ごしらえをしてから将棋会館に向かった。将棋会館に着き、二階の将棋会館道場に入ると、平日にしては、まずまずの混み具合か。

受付時、いきなり60歳以上かと聞かれてちょっとたじろぎながらも(笑)、一般で受付を済ませると、まずは、受付カウンター上に置いてある指導対局申込み用の紙を確認。どうも今日の枠はすべて埋まっていそうな感じで、キャンセル待ちも何人かいそうな雰囲気だったが、念のため、聞いてみると、よくわからんが、キャンセル待ちせずに受けられるとのこと。そこで、前回と今回貰った道場サービス券二枚を使って指導対局を申し込む。指導対局開始まではまだ時間があるということで、まずは、通常対局をすることに。

で、第一局の相手は、2級の若者。同じ2級ということで振り駒となり、相手の先手で対局開始。▲7六歩△8四歩▲7七角の出だしから、相手は向かい飛車を採用してきた。それに対して、こちらは、とりあえず左美濃に囲ったが、相手は、すばやく飛車の打ち込みのスキがないように自陣を固めてから、飛車先交換からの飛車交換を求めてくる。その後の詳細は忘れてしまったが(汗)、王手飛車の筋をうっかりしており、飛車を抜かれてしまうことに。しかし、大怪我までには至らなかったようで、その後、受けに打った桂頭の銀で、桂を食いちぎった際に、更に、相手の玉のコビンの歩も食いちぎって、玉頭から迫る展開となり、その後、うまい具合に、詰めろ詰めろで迫ることができて、そのまま寄せきって勝ち。

第1局終了後、手合いカードを持って受付に行くと、指導対局が受けられるということで、指導対局開始。前回は、四枚落ちであったが、今回は、二枚落ちにすることに。記事にはしてないが、前回の師範棋士による指導対局後、女流棋士及び奨励会員の指導対局を受ける機会があり、いずれも、9筋揺動棒銀を採用して勝たせて貰っており、四枚落ちで4連勝(トータルで8勝4敗)が達成できたので、とりあえず四枚落ちは卒業ということにした。また、その後、若手棋士及び女流棋士に、二枚落ちでの指導対局も受けており、いずれも負かされている。という訳で、今回は、二枚落ちでの指導対局第3局ということになる。

二枚落ちでの作戦としては、過去2回と同様に、銀多伝を採用することに。四枚落ちの時も流用していたので、基本的な駒組みのところまではスムーズに進む。しかし、過去2回の経験上、仕掛けのあたりから、上手は微妙に変化してくるので、定跡のようにはなかなかうまくいかない。今回も、▲4四歩の突き捨てに対して、△同銀と取ってきたので、定跡通り、▲7二歩と垂らしたのだが、上手は△同玉とは取ってこずに、△3四歩と突いてきた。これに対して、取れるものは取る、ということで▲同歩と取ったのだが、すかさず△同銀と取られて2三の銀が前進する展開となってしまい、局後の話ではこれがまずかったらしい。2三にいた上手の銀が3四に出ることができ、更に、2一の桂も3三に跳ねることができたことで、上手不満なしの局面になったようである。後で確認すると、所司和晴『【決定版】駒落ち定跡』でも、似たような局面で、▲3四同歩△同銀は下手不満な展開とある(p.141)。

その後は、上手の陣形が手厚くなってしまい、このままではジリ貧になりそうということで、頃合いを見計らって、角を切って銀を取り、取った銀を捨てて飛車の成込みを図る。しかし、これは無理筋だったようで、こちらの攻めが切れ模様となったところで、上手の反撃が始まり、その後は、例によって、あれよあれよという間に寄せられて負け。やはり、四枚落ちを(勝手に)卒業したばかりの身では、二枚落ちで勝つのは、なかなか厳しいようだ。まぁ、一つの目安として、二枚落ちでプロに勝てれば初段という話があるので、そういう意味でも、二枚落ちで勝てるようになるのはまだ先ということになりそうである。

指導対局終了後は、再び通常対局へ。通常対局2局目の相手は、1級のおじさん。1級差なのでこちらの先手となる。相手は、ノーマル四間飛車を採用したので、例によって▲4六銀左急戦で対抗。こちらの仕掛けに対して、相手は、早めに角道を開けてきたので、角交換となり、互いに角を打ち合う展開に。その後、詳細は忘れたが、とりあえず飛車の成込みに成功。しかし、そこから、相手が攻める展開となり、こちらの駒得にはなったが、玉はかなり薄い状態に。とりあえず丁寧な受けを心がけながら、スキを見て、敵陣に二枚目の飛車を打ち込む。そこからは相手が受けにまわる展開となり、こちらの攻めもうまい具合につながって、最後は、典型的な美濃崩しの筋で寄せきることができて勝ち。

通常対局第3局の相手は、6級の若者。4級差なのでこちらの飛車落ちとなる。慣れない飛車落ちの上手にどうしたものか思って指していると、相手は、どうも右四間飛車模様で来たので、うろ覚えの知識を頼りに、雁木風に構えて対抗。その後、こちらは相手の仕掛け待ちとなり、相手も、なかなか仕掛けられないという展開に。その後、相手に勘違いがあったようで、飛車を切って攻めてきたものの切れ模様に。この時点でかなりの優位を自覚してしまい、油断してしまったようで、ゆっくり攻めればいいところで、営業終了時間が近づいていたこともあって、決めに行ってしまい、見事に読み抜けがあって、角をタダで相手に献上することに(汗)。それでもまだ優勢だったと思うが、油断のためか自玉の危機意識が足りておらず、気がついたら受けなしの状態となっており、最後は、献上した角が活躍して、そのまま寄せきられて負け(涙)。本局は、ある意味必勝とまで言える局面まで行っていたので、かなり後悔の残る敗戦となった。

この時点で営業終了時間も過ぎていたので、本日はこれにて打ち止め。結局、この日の通常対局の成績は、○○●の2勝1敗となり、前回の成績が1連勝及び2勝1敗だったので、帰る際、3勝1敗及び4勝2敗の勝敗券を貰うこととなった。最後に勝っていれば、4連勝及び5勝1敗となっていたのになぁ、と思ってみたものの後の祭りである(笑)。


最強の詰将棋200題[古本]

平成29年8月12日、相模大野のブックオフにて購入。

  • 原田泰夫『最強の詰将棋200題』(梧桐書院 368円) [古本]

先日、近くのブックオフに立ち寄ってみると、本全品20%オフセールをやっており、まずまずの状態のものが、定価の半額以下で入手できるということで、まだ一通り終わらせていない詰将棋本が他にも数冊あるのにも関わらず、購入。

ちなみに、今年になって購入し、現在、1周目に取り組んでいる詰将棋本は、以下の三冊。
なお、便宜上、電子書籍のリンク先は、キンドル版になっているが、実際に自分が購入したのは、eBookJapan版である。


  1. 勝浦修『詰将棋道場』(マイコミ将棋文庫SP 800円+税)[電子書籍]
  2. 勝浦修『詰将棋道場7手~11手』(マイコミ将棋文庫SP 800円+税)[電子書籍]

     本日現在、『詰将棋道場』の方が46問まで、『詰将棋道場7手~11手』の方が32問まで終了。
     まず、三月末頃に『詰将棋道場』の方を購入して取り組み始めたところ、7手詰(全30問)はなんとかなったが、9手詰になってからかなり苦戦するようになったので、前作(『詰将棋道場』)よりも易しくということを心がけてみたという『7手~11手』の方を六月末頃に追加で購入。確かに、『7手~11手』の方が易しくなっていたので、とりあえず、『7手~11手』の方をメインに取り組むこととし(といっても、せいぜい、一日一問ペースだが)、余力があれば『詰将棋道場』の方も、といったスタンスで同時進行中。

  3. 北浜健介『全問実戦型!脳トレ7手9手詰』(将棋連盟文庫 1,240円+税)

     本日現在、第1部(脳トレ7手詰)の78問まで終了。
     『詰将棋道場』の9手詰に苦戦したこともあって、易しめという噂の本書を六月中頃に購入。確かに最初の方は易しめの問題が多かったが、後半からは、それなりの難易度になっているような気が。と言う訳で、本書についても、現在は、一日一問ペースで。

漢検1級過去問チャレンジ11(平成28年度第1回)

3月中頃から取り組んでいた『漢検1級完全征服[増補版]』の三周目が終了したので、例によって、この段階で、どの程度点数が取れるかを確認するために、先日に購入した『漢検1/準1級過去問題集 平成29年度版』に収録されている平成28年度第1回検定の過去問をやってみた。

で、その結果はというと、200点満点の93点(汗)。今回は、このところやっていた、これまで作りためたカードの周回をするのを忘れてしまったのだが、後で確認したところ、カードの周回をやっていれば、10点程度の上積みはあったようである。しかし、それでも合格点である160点には、ほど遠い点数である。

改めて確認してみると、乗りかかった船ということで、漢検1級の勉強を始めてから既に5年近く経過しており(汗)、5年近くかけてもこの点数だと、そろそろ、勇気ある撤退を検討した方がいいかも、と思い始めているところである(笑)。

《これまでの過去問チャレンジの結果》

  1. 2012/11/23 平成24年度第1回   22点
  2. 2013/06/01 平成20年度第2回   66点
  3. 2013/10/19 平成20年度第3回  113点
  4. 2014/03/11 平成12年度第1回  132点
    2014/03/18 平成12年度第2回  134点
    2014/03/25 平成12年度第3回  146点
  5. 2014/12/13 平成25年度第1回   85点
  6. 2015/06/27 平成19年度第1回  148点
  7. 2015/10/14 平成26年度第1回  112点
  8. 2016/02/19 平成19年度第2回  193点
  9. 2016/06/28 平成19年度第3回  160点
  10. 2017/02/24 平成27年度第1回  119点
  11. 2017/07/25 平成28年度第1回   93点


将棋ウォーズ戦記(3分切れ負け解禁編)

遅見え、遅指しの自分は、将棋ウォーズの対戦モードのうち、3分切れ負け(弾丸)だけは、手を出すことはないと思っていたのだが、昨年9月頃に、ひょんなことから、始めることに。

そのきっかけは、貯まりに貯まった「棋神」の使い道として、初手からの5手のみを棋神に指して貰い、その統計を取って、「棋神の序盤術」というタイトルで記事を書くことを思いついたからなのだが、2局ほどやってみて、あまり有意義な結果は出そうにないような気がしてきたので、その企画は、あっさり没(笑)。しかし、せっかくやり始めたので、3分切れ負けでどこまで昇級できるかを確認するため、昇級打ち止めになる(1勝しただけでは昇級できなくなる)まで継続してみることにした。

しかし、3分切れ負けを解禁した時点では既に、睡眠の質の向上を図るべく、深夜12時以降の対局は控えるようになっていたので、事実上、平日の対局はほぼしない状態となっており、そうなると週末も気が向かないと指さなくなっていたので、遅々として進まず。結局、解禁後、約10ヶ月かかって、ようやく現在の棋力での上限と考えられる3級(達成率:33.6%)に到達。

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10分切れ負け及び10秒将棋は1級(共に達成率20%を切っているので、実質2級だが)であるのに対して、やはり、3分切れ負けでは3級止まりとなった。勝率も、10分切れ負け及び10秒将棋はそれぞれ.530及び.506と5割を超えているのに対して、3分切れ負けでは、.385と4割を切る結果に。

時間切れ負けの頻度も、10分切れ負けの時より一段と高くなったが、自分の場合、勝ちたいという欲求(時間切れで負けたくないという欲求)より、考えたいという欲求の方が強いので、やむを得ない結果と言えよう。


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